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赤の風景 8

赤の風景 8

その後、兄は俺と一言も口を利こうとしないまま食事を終えて、帰ると言う山崎を駅まで送りに行った。
帰り際、俺は山崎に家庭教師をすることを承諾させて、兄が学会に行く日の夜に、家まで来るようにと告げた。
兄は「絶対に認めない」と言ったが、最後は俺の脅迫に、頷かざるをえなかった。
学会に行くまでの一週間、兄は俺と顔を合わせようとしなかった。
俺の企みを知ったら、兄はどんな顔をするのだろう。
山崎との関係は壊れるだろうか?
何も知らずに帰ってくる兄の顔を想像すると、体の中心が熱を持つ。
無意識に手を触れたら、蛇が背筋を這い上っていくような戦慄を覚えた。

約束の日、山崎は少し遅れてやって来た。
今夜は母も同窓会に出掛けて留守だ。
山崎と二人きりの夜。この日を待っていた。
ずっと待ち続け、けれど、どうにもならないと諦めようとしていた。
諦めさせてくれなかったのは山崎と兄だ。
俺を狂わせたのは、夕陽で真っ赤に染まる二人の乱れた姿態。






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