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赤の風景 13

赤の風景 13

山崎の体を放り出すと、彼は意識を失くしていた。
その腹部は、山崎自身が射精したモノで白く汚れていた。
山崎は、犯されて苦痛に喘ぎながら極めていたのだ。
どこまでも下劣な奴だと思う。
こんな奴、いなくなればいいんだ! 
そう思うと、俺は無意識に、机の上のペーパーナイフを手に取った。
その小さなナイフを両手で握りしめて、俺は山崎めがけて降り下ろした。
ぐずっと肉を穿つ感触。
「ぐうっ!」
というくぐもった声。
見ると、ナイフは山崎の首に深々と突き刺さっていた。
「わあっ!」
俺は悲鳴を上げて、咄嗟にナイフを引き抜いた。
その途端、噴水のように噴き出た真っ赤な血液。
それは拍動しながらどくどくと噴き出してくる。
山崎の瞳はすでに光が消え失せて、焦点を結ばなくなっている。
ぽかんと開いた口からも、時々ゴボッと音を立てて血が溢れ出してくる。
俺はただ山崎の傷口を両手で押さえて出血を止めようとした。
けれどそれは、何の足しにもなりはしなかった。

なぜか俺は突然可笑しくなって、込み上げてくる笑いを押さえきれなくなってしまった。
命が失われようとしている山崎の体に跨り、傷口を押さえたまま、俺は大笑いをした。
山崎の血が目に入り、周りの景色を真っ赤に染めても、俺は笑うことを止られなかった。
いつまでも、いつまでも……。





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