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MEMORY OF HEART

MEMORY OF HEART

 ドアをノックするのと同時に担当の看護師が入ってくる。慣れた手つきで血圧や脈をはかり、体温計の数値を記録する。見なれた毎日の風景。日曜日から土曜日まで、一日たりとも休むことなく繰り返される儀式にうんざりする。
「どうですか? 変わりないですか?」
 この問いかけも毎回同じ。まるで何かの呪文のようだ。何もせず、ただ寝て薬を飲んでいるだけなら、家に帰らせて欲しかった。
「お父様は来られてますか?」
 真也の返事を待たずに、看護師は新たな質問を投げかけてきた。
「もうすぐ来ます」
 真也の返事を待たずに母親が答える。
「そうですか。では、お見えになりましたらナースコールでお知らせください」
 真也の病状説明のための面談なのに、いつも真也は蚊帳の外に追いやられた。もちろん、自分の態度に問題があるのはわかっている。けれど、治らないと言われた病気に対して何を説明することがあるのだろう。
 もう、放っておいてほしい……。
 今の真也の願いは、ただ一つ。それだけだった。



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