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凌辱メトロ

凌辱メトロ

 発車を知らせるメロディが鳴り終わると、すぐに電車はホームを滑り出て暗闇に飲み込まれた。
 金曜日の最終電車は例外なくすし詰め状態で、真也は強引に乗り込んで来た乗客に押し流されて、車両の境目まで押し込まれていた。
 揺れるたびにドアに押し付けられて息が詰まる。おまけに周りの客の息がもれなく酒臭い。
 暖房の効きすぎた車内と酔っぱらいの体臭で気分が悪くなる。
 早く駅に到着して欲しいと願っても、電車は規則正しいリズムを刻みながら速度を守って走っていた。
 僅かな揺れで捻れた体を立て直してホッと息を吐いたのも束の間、駅が近づいてブレーキをかけた弾みでまたドアに押し付けられた。
 到着を告げるアナウンスのあとでドアが開く。数名が降りてそれと同じくらいの乗客が乗り込んで、真也のおかれた状態が改善されることはなかった。
 こんなことならタクシーにすればよかったと後悔しても遅い。
 あと三駅。二十分我慢すれば自宅の最寄り駅に到着する。それまで我慢するしかない。
 真也は諦念のため息をついた。



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