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綺想曲 プロローグ 

綺想曲 プロローグ 

fantastiko 
少し開いた窓の隙間から、新緑につつまれた柔らかな風が遠慮がちに入りこんでくる。
 その風が前髪へ悪戯するのを許しながら彼は眠っていた。
 閉じられた瞼の先に綺麗にカールした長い睫毛、そのまま空気の中に溶けてしまいそうな透きとおった肌、その上にまるで書かれたように整った細身の眉、唇は淡いピンク色で誘うように薄く開いている。
 出窓に肘をのせて、その上に持たせかけた頭、太陽の光をうけて淡くブルーに輝く髪は北欧の血を受け継いだものだ。
 反対の手にまだ読みかけていた本を持ったまま・・・
 その姿は、中世の著名な画家が描いた一枚の天使の絵のようだった。
 これほど美しい人間を、私は未だかつて見たことがない。彼を一目見た者たちは、少なからず私と同じ感想を持つであろう。それほど彼―セルカ―は美しい少年だった。そして彼を見た瞬間、恋に落ちるのに年齢も性別も関係ないのだと言うことを、私はこのとき初めて知らされた。
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